ストーカー規制法について

ストーカー規制法について

ストーカー規制法とは、ストーカー行為を防止し、被害者の人権を保護するための法律です。

恋愛感情や執着心などを動機として、相手の行動を監視したり、

執拗に連絡したり、付きまとったりすることをいいます。ストーカー行為は、被害者の精神的な苦痛や

不安を引き起こすだけでなく、場合によっては暴力や殺人に発展する危険性があります。

ストーカー規制法とは、ストーカー行為を処罰する等ストーカー行為等について必要な規制を

行うとともに、その相手方に対する援助の措置等を定めることにより、個人の身体、

自由及び名誉に対する危害の発生を防止し、あわせて国民の生活の安全と

平穏に資することを目的とする法律です。

この法律による規制の対象となるのは、「つきまとい等又は位置情報無承諾取得等」と

「ストーカー行為」の二つです。

「つきまとい等又は位置情報無承諾取得等」とは、特定の者に対する恋愛感情

その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、

その特定の者又はその家族等に対して行う

以下の「つきまとい等又は位置情報無承諾取得等」と規定し、規制しています。

 つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき等。

ストーカー規制法の適用範囲は、恋愛関係や家族関係に限らず、職場や学校などの

人間関係でも適用されます。