現役の名古屋の探偵の雑記録④鴨編

近所のオジサンの鴨たちは成長と共に空を飛ぶようになった

最初は1時間程度から、数時間、その内に朝に出て夕方に帰ってくる

半分、野生化してたのかな?

私の鴨は空を飛べなかった

何度も何度も川で練習したのだが、10メートル位の飛行がやっとの感じ

心当たりはあった。

まだヒヨコサイズの頃に2階のベランダから庭まで落下した事があったので

その影響かなと、右の羽が少し曲がっていた

それが、後に悲しい結果になるとは当時は思いませんでした。

小さい頃の私の不注意である

それでも毎日、学校から帰ると伊賀川でエサ取り

鴨は必ず私のすぐ後ろを泳いで付いてくる

犬でいう散歩も兼ねてたと思う

数年後に、近所のオジサンの鴨たちが数日間帰らなくなっていた

オジサンが言うには少し離れた場所に矢作川という大きな川があり

そこで遊んでいたのだけど野生化して帰って来なくなったのかなと言う

近所のオジサンは何処から鴨の子供を手に入れたのか?

同じ町内に鴨料理の専門店が当時はあったので

そこのお店から譲ってもらったのかなと思う

子供の私には野生化して逃げたと言ったが

もしかして成長した二匹を、そのお店に持ち込み食べたのか?

真実は分からない・・・

大体、鴨を飼育して良いのか、当時の法律など知る由も無かったので

そのころは岡崎公園の桜祭りに行くと普通にスズメの焼き鳥の屋台があった時代です

ちなみに、私の鴨の名前はファミーと言いました

ファミーとの生活は5年間続きました。

彼女が悲しい最後を遂げるまで・・・・

次回で鴨の話は終わりにします